まず最初に
高齢者や障害を持たれている方は、安心・安全な施術・運動療法をモットーにしております。
されたくない施術・運動療法を無理に行うことはありません。マッサージ・リハビリが中心となることが多いですが、患者様・ご家族様などと相談しながら施術していきます。
施術も選べますので、気兼ねなく何でも相談してください。
リハビリ(施術や機能訓練)の前に
施術や機能訓練などを受けたい方の目的は、もちろん身体を不調を改善したいから!ですよね。
痛みのない動きやすい身体作りの為にどうすれば良いのでしょうか?
歩けるようになる?運動すれば改善する?筋力をつければ改善する?
答えは簡単ではありません。
筋力という観点で捉えるとボディビルダーの様な筋力をつけている方も
身体の痛みなどはたくさんあります。
スポーツをされている方も、逆に身体の痛みでいっぱいの方も多いです。
もちろん最低限の筋肉量と運動習慣が必要なのは大前提です。
高齢化による障害を予防する運動であれば、
柔軟体操や歩くことは最低限必要な要素には違いありません。
しかし、若い頃であれば柔軟体操や歩くだけでも身体を良い方向へ変化させる効果は高いのですが高齢化により自然治癒力というものも弱まっていきます。
歩いて柔軟体操を欠かさなければずっと痛みなどとも無縁でいられるのでしょうか?
実際はそうでもありません。
というのも普段の動き方そのものも、若い頃と比べ動きの統合性や連動性が欠如しています。
簡単に言うと悪い動き方になっていき、動いているところ動いていないところなど差異が顕著になります。
左右の重心の違い・歩行の癖・動き方の癖・姿勢の癖などが筋肉の緊張や拘縮を産み
関節に影響を与え、歪んだ姿勢や固く動きにくい身体になっていきます。
言い換えると、ずっと疲労(筋肉の緊張・関節の固さ)がたまっている様な状態です。
痛みとして顕在化しなければ、蓄積されるだけで
気づかない方も多いと思います。生きている限り毎日の疲労は蓄積していきます。
この様な状態(疲労がたまり筋肉や関節が固くなっている状態)
であれば、痛みやしびれなどの問題も発生しやすくなり、
逆に運動することで痛みが発生したり、より動きにくくなっていきます。
さらに経年変化により骨そのものが変形してくるため、病名もついていきます。
ストレッチをすれば治るのか?ここまでくると大きな効果は望めなくなります。
高齢者の方が毎日の健康を維持するためには
まず日々の疲れ(筋肉の緊張・関節の固さなど)を取り除くため(原因の除去)に
定期的な施術が必要かと思います。
その為の様々な施術法もありますので施術を含めたリハビリを開始してみましょう!
優しいマッサージ療法

医療的マッサージ




